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    リストマーク 脳内汚染~岡田尊司 著~ 

    2009年08月06日 ()
    nounai.jpg

    研究データを元に、ゲーム、ビデオ、インナーネット、テレビが脳にどう影響しているのかを説いた問題作。


    これらのゲーム等は、アルコールや麻薬と同様の中毒を我々に及ぼすという。


    適度の楽しみであれば、もちろん気分転換やストレス発散になるが、1日4時間以上これらゲームやネット、テレビに時間を費やすと、脳もそれにあわせて変化するという。


    前頭葉機能が低下するらしい。前頭葉特に、前頭前野と呼ばれる領域は、行動や感情のコントロールに深く関わっているという。人の脳はここが発達していて脳の1/3を占める。


    対象を選択し、注意を維持し、目的を持った活動を行っていくことともに、様々な情報や情動を統合し、決断を下し、危険を回避し、行動をコントロールする。まさに「理性の座」というべき機能を持っている。そんな機能を困難にするのである。


    私達の子どもの頃は、ゲーム機なかったしな~なんて思っていたが、すでに生まれた頃にはテレビが家庭にあり、幼い頃から長時間、テレビに浸る生活を送ってきていたならば、脳が受身となり、やはり何らかの影響を受けているという。


    そう、現代の子どもの問題だけでなく、我々世代にも十分通じる問題だったのだ。


    今の子どもたちは、ゲームをしない子供の方が少ないのではないかと思う。時間の制限などルールを設けてうまく教育すれば大丈夫なんて思っていた。


    確かにそういう子どももいることだろう。中学生になるとゲームに時間を費やす子どもは減少するという。しかし、その代わりにメールやネットにシフトする子どもも多い。内容は変わらないということだ。


    そして4時間以上のヘビーユーザーは引き続き、その後もヘビーユーザーであり続け、大人になっても変わらないらしい。


    子どもの遊び方も変わってきた。一緒に遊んで共感性や社会性を学習する機会が減少している。しかもゲーム三昧の日々。人間として共同社会を生きるには、どうしても欠落したまま大人になっていかざるを得ない環境だといえよう。


    ゲーム中毒とADHD、ゲーム・ネット中毒とアスペルガー障害の関係など、論文を下に彼の出す仮説は、非常に納得させられる。


    例として、水俣病の原因がなかなか特定できなかったことから、被害が拡大したという。こういったメディアによる情報の洪水、ゲームやネット環境というのは、過去になかった1960年以降の新しいものだ。


    我々の身体にどういった影響を及ぼしているのか特定するには、まだ時間がかかるという。現実に起きている、子どもたちが起す事件の恐ろしさ。未成熟な大人が起す事件の悲惨さが報道される今日。岡田氏が警告する危険は、非常に説得力がある。


    怖わっと思うのは、自分も一人暮らしでさびしいからとテレビをつけっぱなしにしていることが多い。必ずネットもやる。長時間自分の脳をメディアにさらし続けている現実がある。


    自覚無しに、どんどん脳機能を低下させてしまう方向に進んでいる。しっかりと時間コントロールする必要があると、改めて考えさせられた本。


    一読されたし。






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    [2009.08.06(Thu) 09:46] Trackback(0) | Comments(2)
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    おそろしや by kyoko@Lima
    仕事のエンジンがかからなくて、ぼけーっとネットやテレビで時間を費やすと、そのあとものすごくばかになった実感があるのですが、それも脳内汚染(オソロシイ言葉です)の自覚症状なのかも… こわいですねえ。

    でも主さまみたいに、頭の中にしっかり研究課題があって、その上でながら族(またも死語の世界…)的にテレビつけているなら、ぜんぜん問題ないんじゃないかな?

    バカになった実感~ by kotetsu552005
    私も思い当たることがありますわ。

    バカになった感じがします、します。
    これが脳内汚染だとしたら、相当、進行しているかもしれませんわ。kyoko@Limaさまは自覚があるところが、すごいですわ。
    私、この本を読むまで、ピンときていませんでした。
    でも、心当たりがあるんです。やっぱりどこかで、わかっていたということなんでしょうね。

    そういう意味でも、結構、怖いなあと思わされました。

    問題ないって。。ありがとうごじゃります。

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    仕事のエンジンがかからなくて、ぼけーっとネットやテレビで時間を費やすと、そのあとものすごくばかになった実感があるのですが、それも脳内汚染(オソロシイ言葉です)の自覚症状なのかも… こわいですねえ。

    でも主さまみたいに、頭の中にしっかり研究課題があって、その上でながら族(またも死語の世界…)的にテレビつけているなら、ぜんぜん問題ないんじゃないかな?
    [ 2009.08.07(Fri) 00:05] URL | kyoko@Lima #hfYaSEIk | EDIT |

    私も思い当たることがありますわ。

    バカになった感じがします、します。
    これが脳内汚染だとしたら、相当、進行しているかもしれませんわ。kyoko@Limaさまは自覚があるところが、すごいですわ。
    私、この本を読むまで、ピンときていませんでした。
    でも、心当たりがあるんです。やっぱりどこかで、わかっていたということなんでしょうね。

    そういう意味でも、結構、怖いなあと思わされました。

    問題ないって。。ありがとうごじゃります。
    [ 2009.08.07(Fri) 00:36] URL | kotetsu552005 #- | EDIT |

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